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What's Parliamentary debate?

基本ルール

はじめに​

ディベートとディスカッションとの異なるポイントでもありますが、肯定側・否定側は自分自身の意見とは関係なく割り振られます。そのため、特に即興型では短時間でお題を肯定または否定する論理を考える必要があります。


勝敗の決め方

中立の立場の審判が肯定・否定両側の話を聞き、話の論理が明確か・話に具体性があり現実に起こりそうか・相手の話の論理をどの程度否定できているか、または否定されているかなどを考慮して勝敗を判断します。


試合の流れ

ここではいくつかあるパーラメンタリーディベートの最も基本的なスタイルであるNA(North American) Styleと呼ばれるスタイルについて実際の試合の流れを説明します。NA Styleでは2人1組でチームを組みます。


お題発表

試合はお題が発表された瞬間にスタートです。

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準備時間

NA Styleでは20分間の準備時間があります。

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スピーチ(立論)

肯定側の第一話者(First speaker)から順番に

肯定側First speaker→否定側First speaker→肯定側Second speaker→否定側Second speaker

と各speaker7分間の持ち時間で英語スピーチを行い、自分の主張を審判に伝えます。

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スピーチ(まとめ)

肯定・否定両側にそれぞれ4分間の自分たちの側の主張をまとめるためのスピーチ(Reply)時間があります。Reply speachは両側のFirst speakerが行うことになっています。立論と異なり、ここでは否定側から否定側Reply speaker→肯定側Reply speakerの順でスピーチを行います。

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勝敗発表と理由説明

両チームのスピーチが終了すると、審判が勝敗を判断します。その後、両チームに向けて審判から勝利チームが発表され、なぜそのチームが勝利したのかの理由の説明が行われます。ここで選手は審判の説明に対する疑問点などを質問することが出来ます。

以上が試合全体の流れです。NA Style以外のStyleもこの試合の流れは基本的に同様です。(チームの人数や対戦チーム数(4チーム対抗戦)、準備時間などが変わります)

Motion(論題)の種類

議論する論題の種類は多岐にわたります。
例えば、経済・金融・政治・国際・環境・文化・ジェンダー・スポーツに関するものがあります。このようなたくさんの論題に触れることで、社会で必要とされる広範な知識を身につけることができます。

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